第7回親子座(その1)
12月4日(土)に第7回親子座(教育講演)を行いました。
講師に食品コンサルタント、鹿児島大学農学部非常勤講師の川前康弘さんをお招きし講演して頂きました。
川前先生は、八木塾長が鹿屋農業高校で教鞭をとっていた頃の教え子になります。
当時のエピソードも教えてくださいました。八木塾長の英語の授業で、”英語のギャグを言えたら点数を5点あげる”というお題で、頑張ってギャグを発表したそうです。英語に興味を持ってもらうための授業をされていたとのことでした。
高校の夏休みでは、無料の短期留学に当選しアメリカに一か月間滞在したそうです。世の中の広さを肌に感じたとおっしゃっていました。
また、お子さんの進路のお話では、「家業を継ぐ必要はないから自分のやりたいことをやりなさい。お父さんもお母さんも応援するよ。」と、子供のやりたいことを第一に考えたそうです。ある高校の先生とのお話しで、「勉強はいつでもできる。高校生活は高校でしか体験できない。」という言葉も進路選択の一つになったそうです。
入試の話では、ハートを強く持って、「俺が出来ないはずはない。落ちるはずはない。」根拠のない自信を持つことも大事なのではないかとおっしゃっていました。
今現在、食品コンサルタント、鹿大非常勤講師を務めている川前先生ですが、鹿屋農業から鹿大講師になるのは普通ならあり得ないことで、食品に対して熱い思いを持っていたことが現在の仕事につながっているとおっしゃいました。何かに熱い思いを持つ大切さを教えてくださいました。