三国志
今年の2月ごろから読み始めた本が先週読み終わりました。
『三国志』 全十三巻 北方謙三 (角川春樹事務所)
以前から読んでみたいと思っていましたが、十三巻もあると
途中で断念してしまうのでは・・・と思っていました。しかし、
おもしろいっ!
読み始めると止まらなくなり、どんどん読み進めていきました。
しかし、好きだった武将が死に始めたあたりから徐々に
読むことが苦しくなって、続きが気になるのに読めない。
そんな気分になりました。
読み終えた今の感想は、
「すごい・・・。」
の一言です。
今から1800年以上も前の中国で、こんなにも壮大なドラマが
繰り広げられていたのかと、ただただ驚嘆するばかりです。
まさに、魏・呉・蜀 三国の人々の『志』でした。
小説、漫画、ゲームなど、幅広い分野で題材として『三国志』
が使われる理由が分かりました。
小説としての構成・文体ともにすばらしい(巻末のエッセイより)とのことなので、
気軽に読むことができると思います。
『三国志』 北方謙三
お薦めです。
(内村)