星の瞬き

今年の七夕は催涙雨になってしまいました。

催涙雨は、雨が降り天の川の水が増したことで、会うことができなかった織姫と彦星が流す涙だと言われています。

織り姫は琴座のベガ、彦星はわし座のアルタイル

今回は、琴座の神話を紹介したいと思います。

琴座の琴は知恵の神ヘルメスが作りだし、音楽の神アポロンが譲り受けた後、アポロンの息子オルフェウスの手に渡った。神の琴を手にしたオルフェウスは、動物すらうっとりさせるほどの素晴らしい吟遊詩人となった。
あるとき、オルフェウスの妻エウリュディケが毒蛇に噛まれて死んでしまう。その悲しみに耐えられなかった彼は冥府に降り、冥府の支配者ハデスとその妻ペルセポネに妻を返してくれるよう、琴を奏でつつ涙ながらに訴えた。彼の思いに心を打たれた二人は妻のエウリュディケを返すことにした。ただし、冥府から出るまで決して妻の方を振り返ってはならないという条件をつけて。
しかし、オルフェウスはあと少しで地上に着くというところで、本当に後ろに妻がいるのか不安になり、つい振り返ってしまう。そのとたん、妻は冥府に永遠に連れ戻されてしまった。
オルフェウスは悲しみで何も手につかなくなる。それがきっかけである神の怒りを買い殺されてしまう。その後、琴は彼の父アポロンにより天に上げられて星座となった。

このお話も、日本神話のイザナギとイザナミの『黄泉国下り』のお話に似ていますね。

 

内村

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