江夏理人氏より隼人教育ゼミナールへ寄贈
釈文 遠翔(えんしょう)
遠く飛ぶ。「鴻鵠高飛―、其所恃者六カク也」(鴻鵠高く飛び遠く翔り、其の恃む所は六カクなり)
鴻鵠は高く飛び遠く翔るが、その頼りにするところは六枚の羽である。 [「説苑」尊賢]
江夏理人氏 ( 雅号 景舟 ):宮崎県都城市在住。宮崎県書道協会幹事。
この「遠翔」という作品を見て、子どもの頃よく耳にも、口にもしていた一文を思い出した。
「泣こかい 飛ぼかい 泣こよかひっ飛べ!」
これは「あれやこれやと思い悩んでいるより、思い切って一歩踏み出せ」という郷中教育の教えだろうと思う。
若者よ、遠くへ翔べ、高みをめざして翔べ、勇気を出してひっ飛べ。
この遠翔スピリットが道を拓く。
八木