なぜ、キャンプ?
平成元年に開校して以来、中3対象のキャンプを行っています。
塾は勉強をするところなのになぜキャンプをする必要があるの?
そうなんです。もし事故でも起きたら責任問題ですし、実はする
側も十分注意しなければなりませんから、しない方が楽に決まっ
ています。「君子危うきに近寄らず」ですよね。
でもあえてする理由は?
シンプルに言えば、充実した時間を共有できるからです。
前半一生懸命勉強して、一日だけ思いっきり自然の中で遊ぶ。
火を熾(おこ)すのも初めて、釜でご飯を炊くのも初めて、「始め
ちょろちょろ中パッパ、赤子泣いても蓋(ふた)とるな」と教えなが
ら焦げたご飯を頂く。実に美味しいんです、これが。全て自分た
ちで準備し後片付けします。自由時間は川で泳いだり、夜は星
空を眺めては改めて宇宙の大きさを感じたり、、花火を楽しんだ
りします。他のキャンパーに迷惑かけないように、ナイトトーキング
も楽しんでいるようです。もちろん他の学校の生徒との交流を通
して友情とチームワークを育んでいます。これらはクラスの雰囲
気をより良くし、チーム一丸となって受験に向かっていく姿勢を
培っているのではないかと思っています。
キャンプに入る前の説明会で必ず伝える言葉があります。
それは、「死んではいけない!」ということ。大袈裟かもしれませ
んが、毎年水難事故や交通事故はどこでも起きています。先ず
は危険から自己を守るという意識を持つこと。それが充実した
キャンプを過ごせる一番の要素だと伝えています。
今年もキャンプを実施します。
台風が来ませんように!
メーメー仔ヤギ