観察のしかた
〇 ルーペ
ルーペは10倍程度の大きさで観察することができる。目に近づけて持って使う。
観察するものが動かせるとき
観察するものを動かす。

観察するものが動かせないとき
顔を動かす。

〇 スケッチのしかた
スケッチをした日,場所,まわりのようすや気づいたことなどを記録する。見えているものすべてではなく,観察する対象だけをかく。
よくけずったえんぴつで細い線と小さな点ではっきりとかく。
重ねがきしたり,影をつけたりしない。

顕微鏡の使い方
顕微鏡の倍率 = 接眼レンズの倍率 × 対物レンズの倍率
接眼レンズ「15×」,対物レンズ「40」の場合,顕微鏡の倍率は
15×40=600倍

ステージ上下式顕微鏡
① 水平で,直射日光の当たらない,明るい場所に置く。
➁ 鏡筒内にほこりなどが入らないように,接眼レンズ,対物レンズ(低倍率)の順に取り付ける。
③ 反射鏡を調節して視野を明るくする。
④ プレパラートをステージにのせ,真横から見ながらプレパラートと対物レンズをできるだけ近づける。
⑤ 接眼レンズをのぞき,プレパラートと対物レンズを遠ざけながらピントを合わせる。
⑥ しぼりを回して,観察したいものがはっきり見えるように調節し,視野の中心にくるようにする。

双眼実体顕微鏡
① 水平で,直射日光の当たらない,明るい場所に置く。
➁ 両目の間隔に合うように,鏡筒を調節し,左右の視野が重なって1つに見えるようにする。
③ 粗動ねじをゆるめ,鏡筒を上下させて両目でおよそのピントを合わせる。
④ 右目だけでのぞきながら,微動ねじでピントを合わせる。
⑤ 左目だけでのぞきながら,視度調節リングを左右に回して,ピントを合わせる。