水溶液

物質を液体に溶かしたとき,とけている物質を溶質,溶質をとかしている液体を溶媒,溶質が溶媒にとけてできた液全体を溶液という。
溶媒が水の溶液を水溶液という。

溶液の性質
・液は透明である。(色がついた水溶液もある。)
・濃さはどの部分も同じ
・時間がたっても濃さは変わらない

質量パーセント濃度

溶質の質量が液全体の質量の何%にあたるかを表したものを質量パーセント濃度という。

溶解度

物質を液体にとかしていき,それ以上とけなくなった状態を飽和という。
飽和している水溶液を飽和水溶液という。

一定量(ふつう100g)の水にとける物質の限度の質量を溶解度という。
水の温度と溶解度の関係をグラフにしたものを溶解度曲線という。

再結晶

固体の物質を水にとかし,再び結晶としてとり出すことを再結晶という。

・温度による溶解度の差が大きい物質
⇒水溶液を冷やして結晶をとり出す。例)硝酸カリウム

・温度による溶解度の差が小さい物質
⇒加熱して水を蒸発させて結晶をとり出す。例)塩化ナトリウム(食塩)