圧力
面を垂直に押す力の一定面積当たりの大きさを圧力という。
圧力の単位にはパスカル(Pa)を使う。
1hPa = 100Pa

上空にある空気にはたらく重力によって生じる圧力を大気圧(気圧)という。

気象観測
気象情報を地図上に表したものを天気図といい,天気・風向(風がふいてくる方向)・風力は天気図記号で表すことができる。

気圧が等しい地点を結んだ線を等圧線という。
天気図には等圧線が1000hPaを基準に4hPaごとに引かれている。(20hPaごとに太線)
風は,気圧の高いところから低いところに向かってふく。
等圧線の間隔がせまいところほど気圧の変化が急なため強い風がふく。
まわりより気圧が高いところを高気圧,まわりより気圧が低いところを低気圧という。

湿度と空気中の水蒸気
空気がふくむことのできる水蒸気には限度があり,1m3の空気がふくむことのできる水蒸気の最大質量を飽和水蒸気量という。
飽和水蒸気量に対して,実際に空気1m3にふくまれている水蒸気の質量が何%にあたるかを表したものを湿度という。


湿度と空気中の水蒸気
湿度は乾湿計と湿度表を使って求めることができる。
乾湿計では乾球が気温を示している。
