感覚器官

刺激を受け取る器官を感覚器官という。
感覚器官で受け取った刺激は感覚神経を通って脳へ伝わる。

刺激と反応

刺激を受け取って,判断や命令を行う脳や脊髄を中枢神経という。
中枢神経から枝分かれして全身に広がる神経を末しょう神経という。
感覚神経・・・感覚器官から中枢神経へ信号を伝える神経。
運動神経・・・中枢神経から運動器官へ信号を伝える神経。
中枢神経と末しょう神経をまとめて神経系という。

刺激や命令の信号の伝わり方

刺激に対して意識して起こる反応 ⇒ 脳から命令が出される
例)肩をたたかれて振り向いた
感覚器官 → 感覚神経 → 脊髄 → 脳 → 脊髄 → 運動神経 → 運動器官
[右図] 
皮膚 → D → B → A → C → F → 筋肉

刺激に対して無意識に起こる反応(反射) ⇒ 脊髄から命令が出される
例)熱いものにふれて思わず手をひっこめた
感覚器官 → 感覚神経 → 脊髄  → 運動神経 → 運動器官
[右図] 
皮膚 → D → E → F → 筋肉

骨と筋肉

筋肉は骨についていて,筋肉が縮んだりゆるんだりすることで骨が動く。
骨と骨のつなぎ目を関節,骨につながった筋肉の両端部分をけんという。